赤ちゃん連れハワイ旅行で、レンタカーの賢い使い方は、ワイキキピックアップでスポット的に借りて、必要に応じてタクシーと併用することです。
空港からの移動は、スピーディーに乗れて荷物の積み下ろしも手伝ってもらえる定額タクシーを利用し、ドライブしたい日にワイキキピックアップでレンタカーを借りるのです。
レンタカー会社によっては、前日に支払いを済ませればホテルまで送迎が来るところもあります。赤ちゃん連れにも安心ですね。
このページでは、子連れハワイのレンタカーのメリット・デメリットを整理して、タクシーとうまく併用する方法をご紹介します。
Contents
赤ちゃん連れレンタカーのメリットとデメリット
ハワイのファミリー向け旅行情報の多くは、「子供連れにはレンタカーがオススメ」と書いてあります。
では、小さい子供や赤ちゃん連れの場合、レンタカーをどのくらい借りるのがちょうど良いのでしょうか。
- 空港からレンタカーを借りる?
- 全日程通して借りた方が良い?
まずはレンタカーが必要な場面について考えて見ましょう。
赤ちゃん連れ、子連れ旅行でレンタカーを借りるのメリットは、次のようなところです。
<赤ちゃん連れ、子連れレンタカーのメリット>
- 移動する際にルートや時間の融通がきく
- 郊外のスーパーにも簡単にいける
- 快適な気温で天候にも強く、安心できる場所である
レンタカーを使うこと自体には、このような十分なメリットがあります。
しかし、空港から全日程通しでレンタカーを利用することを考えると、次のようなデメリットがあります。
<レンタカーのデメリット(空港ピックアップ)>
- 空港でレンタカーをピックアップするのに時間と手間がかかる
(早く街に行ってゆっくりしたいのに、手続きしてさらに運転も・・・) - 初めての海外での運転が不安
- ホテルでの駐車料金が高くつく($25〜が多い)
- ワイキキの街中は時間による一方通行があり、初見だと面倒
いかがでしょうか。結構不安な要素も多いですよね。
できればデメリットを避けて、メリットだけをうまく享受できる使い方をしたいところです。
赤ちゃん連れの賢いレンタカーの借り方
空港からワイキキへの移動は定額タクシー
空港からホテルまでの移動では、レンタカーよりもメリットが多いのが定額タクシーです。
チャーリーズタクシーでは、$29(チップ別)でホノルル空港からワイキキのホテルまでの送迎をしてくれます。
これなら自分で運転する必要もなく、快適な空間でホテルまでいけますね。
お迎えも電話一本で来てくれるので、レンタカーを借りるよりもスピーディーです。
タクシーなら、事故や事故対応の心配もありませんしね。
空港からの移動、特に帰路に事故ったりした場合なんかは最悪です。帰れなくなりますよ。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。

ワイキキ市街地では車不要。まとめ買いはタクシーでOK
赤ちゃん連れや子供が小さい場合、子供の負担を考えて、基本的にはホテルとワイキキタウン市街地で過ごす時間が多くなるでしょう。
ワイキキ市街地にいる間は、飲食店やちょっとしたフード、品物など、欲しいものは近くで手に入ります。街中には、24時間営業の食料品が買えるスーパー、FOOD PANTRY(フードパントリー)もあります。
ワイキキ市街地で過ごす場合、ベビーカーで歩いたりトロリーを利用することで、レンタカーがなくてもなんとかなります。
(むしろ、交通量の多い街中を車で移動する方が大変だと思います。)
毎日高いホテルの駐車料金を払うよりは、スポット的にタクシー使った方が安くすみますしね。
ワイキキについて最初にオムツやフードをまとめて調達したい場合などにも、タクシーを使うと良いです。
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オアフ島ドライブは1日レンタルでも可能
レンタカーを借りる目的として多いのは、なんといってもオアフ島のドライブでしょう。
ノースショアやカイルアなどの少し離れた街にある、人気の飲食店に行きたい、あるいはショッピングセンターや観光スポットを車で訪れたいという人もいると思います。
毎日遠出をしたいなら、通しでレンタカーを借りた方がお得になりますが、行きたいところが数カ所だったり、周遊ドライブがしたいという目的の場合は、1日〜2日の短期レンタルでも対応できます。
1日のみのレンタルであれば、危険の多い夜間に車を持っておくこともありません。
盗難などのトラブルに巻き込まれるリスクもないので、安心して利用できますね。
ちなみに、翌朝に返せば同じ料金というレンタカー会社もありますので、夜まで1日フルに乗ることもできます。
赤ちゃん連れにオススメのレンタカー会社の選び方
営業所がホテルに近いこと。できればホテル送迎ありで
赤ちゃん連れの場合は、不要な移動はできるだけ避けたいところです。
ホテルに近い場所に営業所があるレンタカー会社を選びましょう。
ワイキキにあるレンタカーの営業所マップの記事をはこちらをご覧ください。

レンタカー会社によっては、ホテルまで送迎を回してくれるところもあります。
例えばニッポンレンタカーでは、所定の営業所で前日までに支払いを済ませておけば、当日の好きな時間にホテルに迎えに来てくれます。
これならば、赤ちゃんを待たせることもなく、すんなり車に乗れるので安心して使えますね。
ニッポンレンタカーのワイキキ営業所の一つはマリオットホテル内にあります。
この近辺には子連れ、ファミリー向けのホテルやコンドミニアムも多く、利用しやすいです。
車種が指定できること。ハイブリッド国産車がオススメ
ハワイのレンタカー会社は、車種の指定ができないところが多いです。
こういったレンタカー会社の場合、コンパクトカー、ミドルカーといった排気量や乗車人数でクラス分けされており、それ以上の指定はできません。
赤ちゃん連れだとチャイルドシート(ベビーシート)が必要だし、横に乗ってお世話をするので、できれば車種を指定できた方が安心です。
オススメは、日本製のハイブリッドカー。
日本製なら車の作りも(当然ですが)わかりやすく、左ハンドルでも安心して乗れます。
また、ハイブリッドは乗り心地がとても良いです。揺れが少なくスムーズに発進するため、赤ちゃんとのロングドライブにも安心ですね。
待ち時間が少ないこと。レンタカーの人気店は行列も・・・
ハワイのレンタカーといえばまず名前が出てくるのが、アラモレンタカーやダラーレンタカーです。
有名レンタカー会社で持っている車種も台数も多く、シーズンには朝一で車を借りたい人が大勢並びます。
赤ちゃん連れだと、この行列に参加するのはしんどいです。
レンタカーの混雑っぷりについては、こちらの記事にも書かれていますね。

パパかママが一人で借りて来てくれるなら良いのですが、慣れないハワイで離れ離れというのも・・・。家族で共通のWi-Fiを利用しているケースも多いので、離れるのはできれば避けたいところです。
そんな場合、少々小さいレンタカー会社でも良いので、並ばずサクッと借りれたらいいですね。当日の手続きをよく確認しておきましょう。
赤ちゃん連れへのオススメはワンズレンタカー
2016年からワイキキに参入している日本のレンタカー会社、ワンズレンタカー。
こちらでは車種のクラス指定が少し細かく、ハイブリッドクラスを指定することができます。
日本製のハイブリッドカー、トヨタのプリウスもあります。(これと同等のクラスの車、ということで車種の指定まではできませんが・・・)
お店の規模は大きくはないですが、その分長蛇の列に並ばされることもなく安心できます。
日本語で全て予約できるのも良いところです。
ワイキキの営業所は、サンドヴィラホテルにあるので近い方は利用してみてください。
ワンズレンタカーは穴場という情報は、こちらのサイトにも掲載されていますね。

赤ちゃん連れのハワイレンタカーまとめ
赤ちゃん連れ、子供づれでも、レンタカーは是非利用したいところです。
でも、全日程だとお金もリスクも高くつくので、ワイキキピックアップで1日〜2日の短期間のみ利用するのが現実的と言えます。
ワイキキ市街地とホテルでのんびりする過ごし方に、スポット的にレンタカーをプラスして、買い出しやドライブする使い方がオススメです。
特に、空港への送迎は一般のタクシーの方が圧倒的に楽です。
チップを払えば荷物の積み下ろしもやってくれますし、運転に不安を感じることもありません。
赤ちゃん連れにはメリットの多いレンタカー、より賢い使い方をしたいですね。