赤ちゃんを連れての飛行機の旅、空港での過ごし方から搭乗までの流れを説明します。
空港は赤ちゃんや子供連れには最高のサービスレベルを持った施設です。
授乳室やオムツ替え台もたくさんあり、赤ちゃん連れや妊婦を助けてくれる専用カウンター(一部の空港)もあります。
空港内ではベビーカーも貸してもらえます。
このページでは、赤ちゃんを連れて空港を訪れてから飛行機に乗るまで(搭乗するまで)に利用できるサービスと、小さいお子様連れで利用できるカウンターについて説明しています。
Contents
赤ちゃん連れ飛行機・空港/チェックイン
赤ちゃん向けの設備・サービス
空港は、基本的に赤ちゃん向けにとても優しい場所です。
トイレは必ずお子様向けの椅子やベビーベッドが用意してあり、授乳室も至る所にあります。
ベビーカーの貸し出しも行なっています
ドラッグストアなどで消耗品などは売っていますし、空港にいる限りはそう不安になることはないでしょう。
赤ちゃんのチェックインは有人カウンターで
幼児(0〜2歳未満)では、座席を抑えていない場合でも、幼児向け航空券が発券されます。
このため、スルーチェックインが利用できず、必ず有人カウンターに行かなければなりません。
空港には、時間に余裕を持っていきましょう。
お手伝いが必要な人向けの専用カウンター
主要な空港では、お手伝いが必要なお客様に対する専用カウンターが用意されています。
JAL:スマイルサポートカウンター
ANA:SPECIAL ASSISTANCE お手伝いが必要なお客様専用カウンター
お手伝いが必要なお客様とは、ANAの場合は妊婦、小さなお子様づれ(特にワンオペ)、体の不自由な人、高齢の人などを指します。
JALはプライオリティ・ゲストサポートと呼ばれる枠を設けて区別していますが、こちらは体が不自由な方のことで、「小さいなお子様づれ」については明記されていません。
ANAの「お手伝いが必要な方向け専用カウンター」がある空港は以下のとおりです。
国内線では、東京(羽田)、札幌、大阪(伊丹、関空)、名古屋、福岡、沖縄です。
羽田空港のカウンターのデザインについてのページには写真が載っています。
また、空港や飛行機便にトラブルがあった場合などで、窓口に長蛇の列ができているときは、専用カウンターで待たずに対応してもらえる(手荷物の預かりなど)ケースもあります。困った時は尋ねてみてください。
私の場合は、妊娠時に空港トラブルに巻き込まれてしまい、どこのカウンターも長蛇の列で長時間立って待たなければならない状態でした。
お腹が大きく長時間立って並べなかったので、お手伝いが必要な人向けカウンターを尋ねたところ、並ばずに対応していただけました。
ベビーカー
旅行にベビーカーを持っていく人も、持っていかない人も、空港のベビーカーを利用できます。
お見送りだけの方も、空港によっては貸し出ししてくれます(羽田空港ではOKです)。
ベビーカーについてはこちらの記事にまとめていますので、ご覧ください。

スポンサーリンク
赤ちゃん連れ飛行機・搭乗編
保安検査場(X線検査)
保安検査場には、赤ちゃん連れ優先のゲートはありません。
但し、急いでいる人(時間ギリギリになってしまった人)を優先して通しているゲートならあります。
よく、「12:15出発のお客様〜!急いでくださいこちらから〜!」と叫んで通しているようなアレです。
時間に余裕がある場合は、普通に並んで通過しましょう。
そして、時間がない場合はこの優先ゲートを通過してください。
羽田空港は、この保安検査場から搭乗ゲートまで物凄く遠い場合があるので、赤ちゃん連れの場合は「急げと言われている時間」になってなくても、理由を言えば通してもらえます。
(むしろ、真面目に並ばず、時間がかかるのであれば優先ゲートを通過した方が良いです。)
搭乗口までの移動(羽田空港)
保安検査場から搭乗口まで、羽田空港だと真面目に歩くと5分以上かかる場合があります。
赤ちゃん連れやベビーカーだともっと大変です。
思ったより時間がなくて、間に合わなかった・・あるいは飛行機全体を待たせて大騒ぎになったという場合もありますので、注意してください。
お助けカウンターでお願いすれば、電動カートに乗せてもらって、搭乗口まで移動できます。(8時〜19時)
赤ちゃん連れは優先搭乗できる
搭乗口で、搭乗ゲートを通って飛行機に搭乗する際、赤ちゃんづれは優先的に利用できます。
VIP待遇の人の次になりますが、一般の人の中では一番先です。
待合スペースには、一番前に優先席マークの椅子(シート)がありますので、そこに座って優先搭乗を待ちましょう。
その他の飛行機に関する記事
「赤ちゃん連れで飛行機に乗る人向けマニュアル」シリーズは、飛行機に乗るまでの流れ別に、次の記事に分かれています。
必要なところからお読みください。




