ハワイ旅行をする上でパスポート申請に加えて必要なのが、ESTA(ビザ免除プログラムによる電子渡航認証)です。米国に渡る人は、旅行前にあらかじめオンラインから入国申請を出して許可を得るというシステムになっています。
もちろん、赤ちゃんでもESTAの申請が必要になります。
ESTAの申請は有料(処理料、認証料)で、一人につき合計14ドルがかかります。
このページでは、ESTAの申請について気になる情報をまとめました。
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ESTA(Electronic System for Travel Authorization)とは
ESTAとは、一般的にエスタと呼称し、Electronic System for Travel Authorizationの略であり、アメリカの電子渡航認証システムのことです。 渡航認証とは、入国カードと同じ働きをし渡航者の中に危険人物が含まれていないかどうかを事前に把握するために米国政府が導入したシステムになります。
ESTA総合案内サイトより
(http://www.viewgrant.com/visa/countries/usa_esta/)
ESTAはオンラインから誰でも申請することができます。
旅行会社のツアーの場合は、代行申請してもらうケースが多いと思います。
個人手配旅行の場合や、代行申請の手数料がもったいないと思う場合は、誰でも個人で申請できるようになっています。
申請は以下のページから行えます。
なお、入国ビザを持っている方は申請の必要はありません。
ESTAの申請に必要なもの
ESTAの申請に必要なものは、以下の2つです。
- パスポート(旅券番号)
- クレジットカード
旅券番号が必要になるので、順番としてはパスポートが発行された後にESTAの登録を行う、という順番ですね。
クレジットカードは、自分で申請する場合に必要になります。
ESTAの料金とクレジットカードの種類
ESTAの申請料金は、自分で行う場合、一人14ドルです。
ESTAの料金の支払い方法はクレジットカードのみとなります。
取り扱い可能なカード会社は以下です。
- Master Card
- VISA
- アメリカンエキスプレス
- ディスカバー(JCB、ダイナースクラブ)
- PayPal
海外旅行に行く際に、クレジットカードを持っていないという方はあまりいないとは思いますが、もしクレジットカードがない場合は旅行会社などに代行で申請してもらうこともできます。
この場合の支払い方法は、旅行会社によりますがクレジットカード以外も使える可能性があります。
ESTAの代行申請はいくらくらい?
ESTAを代行申請すると、途端に値段が高くなってしまいます。
一人あたり平均的に5000円前後からです。
総合案内サイトからリンクされている「View Grant ビザコンサルティング・代行取得サービス」では少し安く、一人あたり3980円で案内されていました。
しかし家族分の申請となると、結構高くなってしまいますね。
ESTAの申請は自分で簡単にできる?
ESTAは初めての人でも、パソコンとインターネット環境があれば申請できます。
家族で旅行する場合も、一人ずつ申請せねばならず、意外と時間がかかります。
(一人あたり15分〜)
時間があるときに、まとめて申請することをお勧めします。
また、操作ミスや間違いを防ぐためにも、スマホではなくパソコン(Macでも可能)から行うことをおすすめします。
自分で申請する場合、公式サイトから申し込みページを開いて、最後の確定ボタンを押すまでは確定せずに入力できます。
「自分でもできるかな?」と不安に思う方は、一度試してみることをお勧めします。
ESTAはいつまでに申請すればいいの?
総合案内サイトでは、72時間前までに登録することを推奨しています。
また、申請から2年間は有効です。
早めに申請しておきましょう。
申請せずに72時間を切ってしまった場合でも、申請できます。
搭乗前申請も可能です。多くの人達が申請から数秒間で回答を受けています。
ー ESTAについてのQ&A(PDF)より
(https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/visa-waiver-program-ja/esta-information-ja/)
申請したら旅行には何を持っていけばいい?
ESTAはパスポートの情報と紐づいて登録されるため、アメリカへの入国時に特別に何かを持って行く必要はありません。
ただ、心配な方は念のため承認画面を印刷して行くと良いでしょう。